駒場祭エコプロジェクト2002

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駒場祭委員会環境局ECO Projectのサイトです。

関連ページ

→2002年度 駒場祭エコプロジェクト報告書PDF(PDF:166KB)

→駒場祭(2002)環境対策概要『駒場祭から始まる環境対策』PDF(PDF:696KB)

活動紹介

 2002年度も11月22日から24日にかけての3日間、東京大学駒場キャンパスで開催される学園祭「駒場祭」が開かれたこの駒場祭において行われる環境対策「エコプロジェクト」について取材した。このエコプロジェクトは6年前から行われており、駒場祭委員会の一組織として位置付けられている。エコプロジェクトのメンバーとして多くの環境三四郎のメンバーが活躍しているので記事として取り上げた。【記者:向江拓郎(7期)】

引き継がれた理念

 今回のエコプロジェクトの基礎理念は、去年の理念と引き続き「減らす、伝える、続いてく」というものになった。プロジェクトメンバーの青山勝治さん(9期:教養学部3年)は「前回の理念を今年も引き継ぐことで、エコプロジェクトが一回限りのものではなくて、続いていくものなんだということを伝えたかった」と言う。毎年、多くのメンバーが入れ替わるプロジェクトにおいて、それまでの蓄積や理念を引き継ぐということは毎年の課題であった。それが具体的に実践された一つの例といえるだろう。

 その基礎理念のもとに「知って納得 やって納得」というキャッチフレーズのもと、環境対策に関するクイズの出題や、出されたごみがどのように再資源化されるのかという展示も行った。「ただ義務感だけで分別をするんじゃなくて、自分達が分別をすることが実際にどのように反映されるのかを来場者に知ってもらうことで楽しく積極的に分別してもらうのが目標でした」とプロジェクトメンバーの宮田誠さん(9期:工学部3年)は語る。クイズなどはかなり好評だったようで、今後も積極的な情報発信が期待できるだろう。

今年の特徴

 今回は集積場のシステムを従来とは変更した。入り口を2箇所に設置し、またごみ分別のチェックを種類別に3つに分類することで、最終日の混雑を緩和しようという試みだった。この案の考案に携わった山本勝也さん(10期:理科一類2年)は「結果的に、前年よりも混雑は緩和され、分別システムが崩壊するなどのことは起きなかった。このシステムを改良することで来年にも活かしていきたい」と言う。いままでのことを単に引き継ぐだけではなく、改善できる部分は積極的に変えていく柔軟な姿勢もうかがうことができた。

 また今回は例年と異なり、駒場祭委員会と環境三四郎双方に深く関わっているという人材がいない中で、プロジェクトが進行されてきた。にも関わらず、環境局の局長清水秀治さん(理学部3年)はじめとするメンバーの努力によりエコプロジェクトと駒場祭委員会の意思疎通は適切に行われた。「来年もこういう形でプロジェクトを運営するかは分からないが、このようなやり方もあるんだという良い例になったと思う」と青山さんは語った。

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