ビラプロジェクト活動紹介ビラプロジェクトは、主に新歓期のビラを対象として、紙の使用量削減を目指しています。 背景大学で使用される紙の量は、大学が教育機関の一種であるために膨大になりますが、サークル活動に使用される紙の量はその中でも一定の割合を占めていると考えられます。 例えば、オリエンテーション委員会により毎年作られる、各サークルの新歓ビラを集めた新入生向け「ビラ詰め封筒」だけでも、2010年度には計3tを超えました。
目的紙を使用する上で不足しているかもしれない環境意識を持ってもらうためにも、無駄が多く削減できる可能性もあると思われる新歓ビラの紙使用量を削減することを主な目的として、各サークルに配りビラや置きビラをB5版からB6版にすることなどを提案し、実行してもらうことを目指します。 このために、各媒体の宣伝効果について調査を行って公表し、またオリエンテーション委員会や学生会館運営委員会などの関係する学生団体と折衝を行って、円滑に活動が進むようにします。
2010年度の活動
活動内容と今後の展望まだ一年間の活動をしていないので、今後も参加者の興味によって柔軟に活動のかたちを変えていく予定ですが、ここでは、これまでの流れから今後の展望を見ていきたいと思います。 簡単に言えば、「ビラをB5からB6にすればいいじゃないか」というのが基本的な発想でした。しかし、B5からB6にすれば、アピール力が小さくなったり、載せられる情報量が減ったりすることが考えられます。 こうした懸念を払拭するため、ビラプロジェクトは、新歓期のビラが印刷されるまでまだ余裕のある年越し前に、アンケート調査などによって各サイズの紙で作ったアンケートの回収率をはかるといった活動を行いました。
この結果を、オリエンテーション委員会が行うサークル代表者会議の場で発表することを考え提案しましたが、委員会としては特定のサークルを委員会と同じ立場に立たせることはできないということで、サークルに対するアンケートのみが可能とのことでした。
今後としては、時宜を得て各サークルにビラ用紙の使用量削減を訴えかけ、そのために必要な調査なども行っていくと同時に、紙の使用量自体に関する調査も行いたいところです。
また、B5のビラをB6に縮小印刷する方法はよく知られておらず、面倒だという印象を受けることが多いようです。
文責:小林祐一郎(18期) |