環境の世紀18・19

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活動紹介

プロジェクト紹介

東京大学駒場キャンパスの講義である、「環境の世紀」の企画・運営をするプロジェクトです。
環境三四郎の成立とともに誕生した歴史あるプロジェクトで、今年で19年目を迎えます。


講義「環境の世紀」とは?

環境の世紀は、環境三四郎の「環境の世紀プロジェクト」が企画・運営に協力する、教養学部前期課程の全学自由研究ゼミナールです。環境の世紀18・19はそれぞれ2012年度夏・冬学期に開講されました。
これまでの講義でお呼びした先生の一覧や講義録は 「環境の世紀」資料室から見ることができますので、イメージを湧かせるのにお役立てください。

講義の狙い

「環境の世紀」は、環境三四郎を創立したメンバーが、当時は今と違って駒場キャンパスに環境問題を学べる講義がなかったために、それならば自分たちで作り出そうということでスタートしました。第1回目の講義は1994年度の冬学期(10月〜2月)に行われました。それからほぼ毎年開講され、2012年度の夏学期で18回目の開講となりました。

本講義は「持続可能性」をキーワードに、一般に環境問題と呼ばれる事象を理解し、与えられた情報をもとに解決方法を提案できるような考える力を養うことを目標としました。夏・冬学期で合計4つのテーマを扱い、種々の問題を取り上げました。各テーマに関連する講義を聞き、終わりには実際に自分で考える時間を十分に確保するために演習の回を設けました。

環境の世紀18講義内容

夏学期前半は「食糧問題」、後半は「エネルギー」をテーマとしました。「食糧問題」では過剰な食糧生産が自然環境に悪影響を与え持続可能な生産が不可能になっていることや、実際には食糧生産量は十分にも拘らず分配が均等になされていないため更なる食糧供給が要求されている実態について考えました。「エネルギー」では化石燃料等の枯渇資源を利用しているため持続可能性が低い発電方式を多く用いている現状の一方で、再生可能とうたわれる自然エネルギー導入には様々な障害があることについて考えました。

主題科目講義「環境の世紀18」のページはこちら

環境の世紀18講義内容

冬学期には「気候変動」を焦点に当て、前半は「国際」後半は「地域」をテーマとしました。「国際」の部では、地球温暖化・気候変動に関する科学的知見を踏まえて世界的な枠組みについて考えました。「地域」の部では、企業・NPO・市区町村における温室効果ガス排出削減の取り組みについての事例研究を踏まえ、地域規模の温室効果ガス排出削減の取り組みについて考えました。

文責:森翔瑚(19期)

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