イベント


エコリーグ主催「環境ギャザリング」に参加して

教養学部1年 渡辺善敬

 「あなたたちが行うことは、あなたたちが思っている以上に他の人たちに影響力があるのですよ。」この言葉が忘れられませんでした。これはエコリーグで各大学の環境サークルが活動紹介を行った後、聞いていたひとりひとりがひとことづつコメントを書いたものを集めた中にあった言葉です。嬉しいような、責任を感じるような、複雑な心境になりました。

 エコリーグは東大以外の大学を知る良き機会です。活動紹介という直接的なものから、テーマ別の話し合いや食事の際の会話など、間接的なものまで、さまざまな「場」を通して様々な考え方を知り、情報を得ることができました。自然が好きな人・環境問題に危機感を感じる人がこんなにいるのだ、ということに連帯感を感じ、今後の活動の支柱にもありうると思えましたし、きっかけ・思い入れ・関わり方にそんなに違いがあるのか、ということに驚きを覚え、考えに幅が出たようにも思えました。

 他人は自分の鏡うんぬんの言葉があった気がしますが、エコリーグは自分の大学を知る機会でもあるでしょう。冒頭の言葉はまさに象徴的です。他大生には、私たちはどう映っているのかを自覚しなければ、独りよがりですし井の中の蛙になりかねません。自己像を知ることのできたことは大きな収穫であり、責任と誇りを感じながら、以後の活動を進めていきたいです。





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