新歓イベント

 今年の4月、新入生のために様々な新歓イベントが催された。僕が参加したイベントはどれも楽しかったが、その中のいくつかを紹介する。【記者:広瀬雄一郎(11期)】

サッポロビール工場&ビオトープ見学

 去年もビール工場の見学は行われたらしい。ビールを醸造する巨大な樽や目にも留まらぬ速さで流れていくビール瓶やその瓶を検査する人の集中力の凄さに驚きの連続だった。工場で行っている環境対策の話も聞くことができた。そして見学の最後にはビールの試飲があった。「未成年の方はこちらのソフトドリンクをお取りください」とガイドさんが言っていたが、駒場生に未成年はいないらしく、みんなビールを取っていった。工場見学の後には工場脇にあるビオトープを見学した。しかし、あまり手入れがされていなかったためか、正直言って微妙だった。そんな中でいつの間にか四つ葉のクローバー探し大会が始まり、三四郎の人々の人間性がほんのりと垣間見えた瞬間であった。

潮干狩り

この日はあいにくの雨で潮干狩り日和とは言い難かったが、小雨だったためなんとか決行された。しかし貝はけっこうたくさん獲れて楽しかった。その後、葛西臨海水族館にも行った。ペンギンなどもいて盛りだくさんだったが、特にまぐろの餌やりは圧巻だった。ものすごい勢いで泳ぎながら餌を食べるまぐろの大群の姿にみんなの目は釘付けだった。

探検隊

杉並区を探検した。探検といっても公園を巡り歩いたわけであるが、途中公園でボール遊びなどを楽しんだ。特に、久しぶりにやったブランコと滑り台は意外に楽しく思わず童心に帰ってしまう人が僕も含めて何人か見られた。「お金をかけずに都会の自然を満喫する」という探検隊のコンセプト(?)の通り、東京23区にもこんなに自然があるのかぁ、と実感できた1日であった。

駒場環境ツアー

このイベントは集まった人数が信じられないくらい少なく(最初は4人、途中から1人抜けて3人)、イベントと呼べるのかどうかさえ疑問である。しかし主催者の桐生朋文さん(10期:理科二類2年)の宣伝文句の通り、この日行かなければ2年間行くことがないであろう所にも行くことができ、1年生のこの時期にはまだよくわからなかった駒場キャンパスの地理にかなり詳しくなることができたので有意義なイベントだったと思う。

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