この勉強会は、環境三四郎本郷部門と国際環境NGO:A Seed Japanの食農チームが共同で進めています。
遺伝子組換え食品をめぐり生じている様々な問題は、自然科学的な要素から社会科学的な要素まで含んでおり、極めて多義的な性格をもっています。私たちは、消費者が遺伝子組換え食品を利用するか否かを選択する際に、有用かつ必要な情報を明らかにし、提供することを目的として、問題の現状を整理したいと考えています。
現在取り扱っている内容は、以下のとおりです。
(1) 各利害関係主体の主張とその根拠の整理
(2) 商品化されている農作物の個別的な検討
(3) 安全性の評価方法の詳細の検討
(4) 自由貿易体制などとの政治的な側面の把握
6月をめどにパンフレットとしてまとめる計画です。当HPにおいても、この勉強会の成果を積極的に公開していく予定です。
なお、この勉強会は、環境三四郎としての遺伝子組換え食品の賛否の姿勢を明らかにするものではありません。