五場祭エコプロジェクト2003

→ECO Projectのサイト(リンク切れ)

駒場祭委員会環境局ECO Projectのサイトです。

関連ページ

→2002年度 駒場祭エコプロジェクト報告書PDF(PDF:166KB)

→駒場祭(2002)環境対策概要「駒場祭から始まる環境対策』PDF(PDF:696KB)

→駒場祭エコプロジェクト2002

活動紹介

 駒場祭だけではなく五月祭においても、1997年より環境対策が行われている。今年も、五月祭常任委員会環境局を中心に対策が行われたが、そのメンバーが三四郎会員であったこと、また当日などにたくさんの三四郎会員がボランティアとして参加したことから、今回ホームページにて活動紹介をさせてもらうことになった。五月祭常任委員会で環境局長を務めた青山勝治さん(9期:教養学部3年)と一括購入担当・環境局員を務めた立野良さん(10期:理科一類2年)に、お話を伺った。
〔記者:宮田誠(9期)〕

数々の新しい取り組みの提案

ごみ集積場

 青山さんが「いろいろな企画が出て、活気にあふれていた」と語るように、今回の五月祭環境対策を行うにあたり、メンバーでたくさんの新しい取り組みを考えたという。

 その一つが、DRS(Dish Reuse System)と名づけた、学園祭で用いる容器を全て洗浄可能な容器にし、学園祭終了後に洗浄して次回の学園祭でも使えるようにするという取り組みだ。五月祭という大規模な学園祭で使い捨て容器を全廃するための画期的なアイデアであった。衛生面、資金面、保管場所などの問題から実現には至らなかったが、一つの問題提起となったことは間違いない。

 他にも、実現こそしなかったものの、企画の立て看板の再利用、模擬店に張るビニールシートをリサイクル可能な農業用ビニールにする、企画が飲むための飲料を一括購入する(容器包装ごみ削減のため)、といった提案がなされた。いった提案がなされた。

実現した新しい対策

 「「駒場祭での経験から、容器対策を考え直さなければならないという使命感がありました」と立野さんは語る(注:前回の駒場祭ではエコ容器(※1)が可燃処理になってしまった)。

 今回は、委員会がエコ容器を一括購入した業者に委託して、使用済み容器は無料でトイレットペーパーにリサイクルされた。過去のPSPリサイクル(※2)やエコ容器堆肥化(※3)に続き、「他大に先駆けた取り組みができた」と二人は語ってくれた。(※1:葦などの非木材繊維で作られた容器のこと。2000年以降五月祭と駒場祭で採用されている。)(※2:発泡スチロール製の容器のリサイクル。97年〜99年の駒場祭で導入。)(※3:2001年駒場祭と2002年五月祭で実行。)

 斬新なアイデアを求めて、「エコレシピコンテスト」も行われた。ただ、画期的なアイデアは集まらず課題も残ったようだ。

 また今回は、駒場祭同様の「エコプロジェクト」を五月祭で初めて立ち上げた。その意図は、いろんな意見を取り入れて対策を進めていくことにあった。ただし、時期が三四郎の新歓やリサイクル市の準備と重なって、メンバーが思うように集まらなかった点に、今後の課題も見られたようだ。

次に向けて

 今回の五月祭環境対策では積極的に新しい取り組みが考えられており、今後にもつながる内容であったと思われる。すでに駒場では、今年の駒場祭エコプロジェクトも始動している。今後の学園祭環境対策にも、ぜひ注目していきたい。

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