AERA Mook『新版 環境学がわかる』キーワード集執筆

活動紹介

 この活動は最も最近立ち上がり、そして既に終了しようとしています。大げさに言ってみれば超短期型プロジェクトです。活動メンバーの一人である野田が簡単にご報告いたします。
[文責:野田悠(10期)]

活動の経緯

 朝日新聞社発行の『アエラムック』。みなさんも「○○学がわかる」のシリーズと言えばお分かりになると思う。環境関連でも、「環境学がわかる」(1994 年)、「新環境学がわかる」(1999 年)が刊行されている。今回、「新版 環境学がわかる(仮)」が2005 年1月刊行予定で企画されており、そこで「キーワード50」の執筆依頼が0期の山下英俊さんへ来た。

 これがどうしてプロジェクトになったのかというと、「環境三四郎の本郷の人たちを中心としてこれを執筆してみてはどうか」と山下さんが話を回して下さったのである。10月31日に山下さんから届いた一通のメールから怒濤の一ヶ月が始まった。大慌てで10期を中心にメンバーを募ると、積極的な輩達が6名集ってくれた。

大急ぎの執筆

 しかしいかんせん、ゆっくり集まっている時間もなければ、部室のような使い勝手のいい場所もない。〆切は11月中だということで、キーワード選びから分担、執筆などとにかく先へ進めなければならず、十分な議論をメンバー間で行えたかどうか、心許ない。けれども多くの人の力をあわせて、何とか形にすることができた。提出済みの原稿は今後、年末年始に先方の担当者、山下さんによって校正作業などを受け、1月に刊行される予定。

テーマ

 今回は「持続可能な社会」というのがテーマだということで、これに必要な要素として「循環」「共生」「参加」「予防」、また捉える側面として「国際」「地域」という全6カテゴリーに分けて整理することで、構造化した。最後には、市民風車などの日本におけるユニークな取り組みを4例取り上げた。各ワードは200 字程度で、また各ワードについて参考ワードを付記した。

 多くの人の目に触れることをメンバー一同期待している次第です。そして、若い人たち、特に将来の13期や14期となるような人たちの元へも届くことを願っています。

メンバー紹介

【執筆メンバー】
経済学部三年 梅井寿乃
農学部三年 桐生朋文
工学部 三年 野田 悠
法学部 三年 山崎智広
農学部 三年 吉岡明良
工学部 三年 渡部春奈
(いずれも10期)

【オブザーバー】
浦久保雄平(7期)
岡田健(10期)
佐藤直子(10期)

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