リユース市

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活動紹介

 2004年4月7日・8日、駒場キャンパス新館前広場にてリユース市、略してリサ市が開催された。主催者は前年に続きオリエンテーション委員会だが、環境三四郎とも関わりの深いこの行事の様子を中心となって進めてきた広瀬雄一郎さん(11 期:理科一類2 年)に取材した。
[記事:大部沙絵子(10期)]

概要

 リサ市では、在学生・卒業生らから不要になった家具などを引き取って必要経費のみを算入した低価格で新入生・在学生に譲り渡している。その趣旨は新入生を支援すること、そしてリユースを通して「ものを大切にする心」を伝えることにある。実際、モノを譲ってくれた人はこのような趣旨を理解していたということで、「いい人が多かった」そうだ。さらに、今年は他大の環境サークルが当日に手伝いに来てくれて、交流を深めることができた。
リユース市風景

新しい工夫

 恒例行事ではあるが、今年ならではの工夫もなされていた。たとえば例年は配送にレンタカーを使っていたが、今年は専門の業者に配送を頼んだ。意外と安かったうえに融通が利くというメリットがあったという。また引き取りにも配達にも携帯電話は不可欠となっているが、今年はプリペイド式の携帯電話を使用した。個人情報を保護できるだけでなく、経費が明快となる点も良かったそうだ。

今後に向けて

 リサ市は風物詩と言えるほど東大に定着しているが、その開催は楽ではない。広瀬さんは、3 月は忙しく他のことができないほどだったと言う。「だからこそ、これから続けるならば大きな効果を求めてほしい。つまり( 過去に実施された)デポジット制などによって買った人にアピールするという方法であり、そのような工夫がなければコストのわりに効果は少ないのではないか。」と的確なアドバイスをしてくれた

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