五月祭を終えて

活動紹介

 5月27日・28日の五月祭は、あいにく雨も降ったが古着市の企画を成功させることができた。そして、少しだったけれど手伝わせてもらったごみ集積場での作業も、先輩方に教わりながら楽しくやることができた。とても充実した五月祭の感想をまとめた。 【文責 14期・麻柄紀子】

古着市について

 五月祭1日目は雨で、古着を守るために、自分達が雨に濡れながらやることになった。古着を入れて渡すために集めた紙袋は、雨で濡れてしまうため使えなかった。それぞれの古着につけていたタグは雨で濡れたり取れてなくなったりした。振り返ってみると色々とうまく行かないことが多かったが、13・14期の色々な人と一緒にやれたのはとても楽しかった。それまでは見えていなかった様々な人の新しい一面を知ることもできた。 2日目も朝は雨が降っていたが、午後には晴れて、古着たちはテントを飛び出して道行く人に積極的にアピール。その成果がでて、売り上げも順調。そして晴れたので片付けはその日の朝の準備よりも楽だった。終わりよければ全てよし、といったところだろう。 私は古着市の責任者をやっていたのだが、結局責任者とは名ばかりで、自分の力でやったことはあまりなかった。しかし、色々な人の協力のお陰で古着市を成功させることができて、本当に良かった。

集積場での作業について

 夜の集積場でごみの分別をやるのは楽しいと先輩から聞いていたので、私は集積場に行くのをかなり楽しみにしていた。最初は慣れなくてスムーズにできなかったが、割とすぐにうまくできるようになった。分別されてないごみ袋の中身をきちんと分別し終わったときの満足感というか達成感というか、やってみるとやはり楽しかった。 でも、普通に考えると、袋に入ったごみを全部調べて手作業で再分別するなどというのは、「ちょっとどうなの!?」って思ってしまう。先輩方がそれを楽しみながらやっているのはすごいことだ!と心の底から思った。ごみ分別の徹底ぶりにも驚かされた。ごみを13種類に分別したのは自分が18年間生きてきた中で最多で、初めての経験だった。ごみの分別は、身近な環境問題の解決のための、まさに「自分ができること」だと思う。これからは、13種類もないけれど、普段の生活でもしっかり分別していきたい。一緒に分別をした運営委員の人やごみを持ってきた各企画の人も、今後ごみの分別への意識が高まったのではないだろうか。 色々なことを経験させてもらって、大変勉強になる五月祭だった。駒場祭や来年の五月祭では、今回の反省を生かしてもっと良い経験ができるといいと思う。

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