放置自転車プロジェクト

関連ページ

→2008年実施自転車リユース報告書(PDF:2,496KB)
→2009年1月実施自転車リユース報告書PDF(PDF:1,101KB)

活動紹介

本郷キャンパスでは毎年1,000台以上の自転車が放置され、廃棄されてきた。放置自転車プロジェクトは、このような放置自転車を減らし、さらに廃棄予定の自転車をリユースすることを目的としたプロジェクトである。

これまでの活動

2006年夏

プロジェクト結成、現状調査を開始
大学関係者への聞き取り、区や他大学での事例について調査し、自転車リユース市や学内レンタル自転車など学内でできる対策について検討した。

2007年春

春の自転車撤去にあわせて、自転車リユース市を計画、大学に企画書を提出した。
しかし、学内の駐輪登録制度の不備や連絡調整の遅れによりリユースの対象となった自転車は6台のみだった。

2008年春

放置される自転車の数を減らすため、卒業等で不要になる自転車を募り、希望者に譲渡する方法を新たにはじめた。これにより14台の自転車が集まり、壊れている自転車を除く12台が新しい所有者に引き取られた。

2008年夏

2007年度より全学的な駐輪登録がはじまっており、2008年春の自転車撤去の際に放置されていた自転車は所有者の連絡先がわかるものが多かった。
そこで、所有者に連絡を取り、自転車放棄の確認がとれた30台をリユースに回した。このとき、自転車希望者をポスター等により募集したが、100名以上の応募があり、需要の大きさが確認できた。

2008年冬

夏に引き続き、希望者への放置自転車の譲渡を行った。
自転車リユースが学生に浸透してきたためか、200名近くの人から応募があり、計30台をリユースした。

今後の活動

大学の担当職員とも協力し2年以上にわたって活動してきたため、放置自転車への意識が学内で徐々に浸透してきたと思う。"放置自転車を減らす"という点において活動内容には不十分な部分も多かったが、大学内で自転車をリユースするというきっかけを作り、2009年度以降は大学本部が主体となって自転車リユースを行うにまで進展した意義は大きいと考えている。今後も、大学本部の行う自転車対策に対して、学生の視点から意見を出し、できる部分は協力していきたい。

文責:武部芳弘(12期)

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