みずプロジェクト関連ページ活動紹介活動の背景と目的背景小学校などの校内に作られるビオトープは、造成時にはそれなりの盛り上がりを見せるものの、現在では放置されている事例が少なくない。
目的そこで、各地のビオトープの現状調査とともに、学校間のビオトープを通じたネットワークづくりを支援することで、維持管理のモチベーションを生み出すことを目指す。
活動方針・内容具体的な活動内容は以下の通り。参加者の興味によって、柔軟に変更・改良を加えていく予定である。 *各段階において周辺の活動団体、行政、企業などを巻き込み「続いていく」仕組みを作る。 *各活動をまずは目黒区の小学校中心に展開していき、最終的には地域のビオトープネットワークの構築を目指し、地域環境への貢献を目指す。 2010年度の活動・目黒区立中根小学校での授業第一回(2010年6月)、第二回(2010年9月)は、4年生を対象にビオトープについての座学、ビオトープ整備を中心とした授業を行った。第三回(2011年3月)は、3・4年生を対象に、「理想のビオトープ」をテーマに工作の授業を行った。 ・小学校訪問2010年度は目黒区内の小学校7校を訪問し、各小学校のビオトープの状況や、どのように使われているかを調査した。 ・ecocon2010 出場1年間の活動について劇も交えながら発表し、貴重なフィードバックを得ることができた。全国から参加した団体と交流することができ、良い刺激となった。 ・目黒区役所の方との意見交流目黒区の小学校に造ったビオトープに対する取り組みについてお話を伺った。 *詳細は報告書をご覧ください。(2010年度版は2011年4月公開予定) 今後の展望今後は小学校訪問を継続的に行い、目黒区内の小学校ビオトープの現状把握に努めるとともに、授業も引き続き行う。また、定期的に授業を行わせていただいている小学校はもちろん、ほかの小学校に対してもアプローチを行っていく予定である。 理想としては私たちが関わらなくてもビオトープが維持・活用されることである。そこで、そのための一つの手段として、ビオトープを使った授業を行うことを提案していきたい。具体的には年間を通じた授業プログラムの作成や、実際に授業をさせていただくことでその利点を示すことである。 また、今までの活動の課題として、先生方の異動によりビオトープの整備や活用が引き継がれないということが挙げられている。これに対して、ネットワークの構築等、仕組み作りにも取り組むことが必要となるだろう。 プロジェクトのメンバーには、昔の実体験が動機となって活動している人も多い。
今後も、各人の強みを生かしつつ、楽しく活動していきたいと考えている。 文責:星野真有美(11期)、青木えり(13期)、柳原未奈(18期) |