リユース市2012

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活動紹介

昨年で14回目を迎えましたリユース市は使われなくなった家具・家電をキャンパス周辺に住む住民や学生から無料で引き取って、主に新入生を対象にかかった経費分のみで提供するという企画です。

地方から出てきて1人暮らしを始める学生にとって家具・家電の購入は大きな負担となります。
しかし、一方では駒場から本郷に進学する学生や大学を卒業する学生からは引越しの際に不要になる家具・家電が存在します。

こうした状況に着目し、「新入生の役に立ちたい」「ものを大切さにしてほしい」という想いからこれまで私たちはリユース市を開催してきました。

活動内容

リユース市2010

物品を提供していただくため、ポスター、立て看板を用いて不要になった家具・家電の提供を呼び掛ける広報をし、メールと電話で受付をします。

そして、予め設定していた日に、運送会社をチャーターして回収を行います(なお、駒場キャンパス周辺の方については、リアカーで回収をしに行きました)。回収した物品は、駒場キャンパスの一角を利用させていただき保管します。

当日は値切り交渉などを楽しみつつ中古の家具家電を販売です。販売後は各ご自宅に配送します。

2012年度の目標

 2012年度の目標は2つありました。
 1点目は、前年に引き続き3月の合格発表期間ならびに4月の諸手続き期間の開催でした。 実際の利用者数はやはり4月の方が若干多めでした。
 その一方で、雨が降って客足が少なかったものの、3月開催に一定の需要があることは確かでした。

2点目は、リヤカーの多用を試みたことです。 長距離運送には従来通り運送会社をチャーターしましたが、 近隣地域にはリヤカーを使って自分たちで物品を運びました。

 環境への負荷削減や経費削減によって、環境にも新入生にもより優しいリユ―ス市になったと思います。 普段以上に体力が必要となり、協力してくれたメンバーには感謝しています。
 回収した家具・家電は大小合わせて100点弱あり、ほぼすべてを新入生または地域の方々のもとへ渡すことができました。

文責:古田謙一(19期)

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