イベント


中央防波堤埋立処分場見学


 2000年4月22 日(土)に、環境三四郎は中央防波堤埋め立て処分場などを見学する新入生歓迎イベントを行った。見学には学部1 〜4 年生の17 人が参加した。

 午前中には(財)東京都環境整備公社の主催する「清掃施設見学会」に参加し、バスで移動をして、東京湾にある粗大ごみ破砕処理施設、不燃ごみ処理センター、中央防波堤埋め立て処分場を、案内を聞きながら見学した。ここは、23 区のごみが最終的に集められ、埋め立てられる場所である。午後は夢の島熱帯植物園に行った後、新木場の江東区リサイクルパークへ見学に向かった。ここは、江東区の民間委託のビン・カン・ペットボトルの中間処理施設である。ビンの選別、缶やペットボトルのプレス・結束作業が主に機械によって行われている。

 その後、駒場キャンパスへ戻り、廃棄物に詳しい小清水宏如さんを迎え、廃棄物の種類など法制度を中心とする勉強会を行った。夜には大学院生なども含め、新入生歓迎コンパを行い、親睦を深めた

 ■ 新入生に現場を!

 新入生に現場を新入生歓迎イベントとして実地見学を企画したのは、新入生に実際に現場を見て感じてもらった上で、今後の活動に取り組んでほしいという思いからである。また、日ごろ目にすることのない、現場を直接自分の目で見学したいとのメンバーからの要望も多くあった。

 見学に参加した新入生の竹内さん(理科2 類1年)は「処分場の臭いは強烈な印象でしたね。五感を使って考えていくことの大切さを感じました。」といっている。

 ひっきりなしに訪れる清掃車と大きく山積みになった不燃ごみ、広大な埋め立て場、リサイクルパークの休日返上で処理作業にあたる現状など、厳しい現場を実感できたことであろう。
江東区リサイクルパーク
江東区リサイクルパークで中間処理の工程を見学





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