駒場祭エコプロジェクト2004

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活動紹介

 エコプロも今年で8年目を数える。対外的にももっとも良く知られている活動のひとつだが、これまでの蓄積に足をとられることなく、まだまだ進歩を続けている。今年のエコプロを率いる11 期の広瀬雄一郎さん、福吉隆行さんに話を伺った。
[記事:尾崎令(10期)]

新しい取り組み

 今年はたくさんの新しい取り組みが行われている。そのひとつとして、回収したゴミの処理方法が変わることがあげられる。ビニール・プラスチック類はケミカルリサイクルにまわされることになった。この方法はビニール類を化学的な方法でガスと油に分解するもので、非常に効率が高い処理方法だという。また、生ゴミは全て堆肥化する予定だ。これについて「サーマルリサイクルといって全て燃やしてしまうのではなく、もっと効率的で役に立つ方法を選びたかった。」と福吉さんは語る。いままで焼却処分していたゴミもより有効に利用されるようだ。

 また、来場者へのアピールとしてエコブースも例年設けられているが、今年はこれに替わって環境三四郎全体でイベントを持つことになった。環境問題に広く触れてもらえるようなアピールをしたいとのことだ。

一二年生の連携

 去年の反省として、「入学してすぐに具体的な話に入るので、一年生は話についていけなかった。また、駒場祭直前まで実務に追われ、イベントなどについて考える暇がなかった」ことがあると広瀬さんはいう。この反省を活かして今年はまずエコプロの理念やこれまでの流れを説明することからはじめた。その甲斐あって、五月祭が終わる頃には一年生も積極的に活動に参加するようになっていた。ケミカルリサイクルの導入と堆肥化も、発案は一年生である。ミーティング後はみんな残っておしゃべりするというほど一二年生の連携はよく、それが活動に活気をあたえているようだ。

 最後に今年の意気込みをこう語ってくれた。

 「成果を出しつつも、みんなで楽しくやってこれた。『やってよかった』と思えるような駒場祭にしたい。できるだけ多くのひとに見にきてほしい。」

 新しくなったエコプロを見に、11 月はぜひ駒場に足を運ぼう。

 (今年も駒場祭は盛況の内に終了しました。来場された皆さんはどんな感想をお持ちになりましたか?環境三四郎では一年生が中心となって「三四郎のお店」を企画しました。次号でご報告したいと思います。:編集者)

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